採用情報

先輩からのメッセージ

外旭川病院で働く先輩からのメッセージを紹介します。

 当院では、新卒採用者にプリセプター制度を導入しており、日頃の業務、実技での疑問をすぐに解決できるようにしています。

 プリセプターも卒後3~4年のスタッフが担当しており、新卒者の気持ちが分かり、あまり悩まないうちにアドバイスできています。病棟スタッフ、リーダー、主任、師長も仕事だけではなく、社会人としての悩みも聞き、毎日楽しく仕事に打ち込めるよう支えています。

 しかし私たちは、新入職員に教えているばかりではなく、さまざまなことを教わっていることに気づかされます。新しいスタッフはいろんなことに興味を持ち、「なぜ?」という疑問をぶつけてきます。彼らのなぜ?は脅威であり、私たちの伸びしろです。

 疑問は次のステップに進んでいけるよう、きちんと解決できるまで一緒に考えます。

 私たちが当たり前と思っているケアの必要性を見直す良い機会にもなり、普段気づかないこと、見落としがちなところを新人の「なぜ?」が教えてくれることも多くあります。


水澤さん/看護師

 ホスピス病棟に勤務し経験年数を重ねるにつれ、専門的な知識や技術を学びたいと思うようになり、緩和ケア認定看護師の資格を取得しました。

 「痛みや苦しみを緩和すること」「想いに寄り添うこと」「その人らしい生活ができるようにすること」を大切にして患者さん・ご家族に関わらせていただきたいと思っています。

 また、そこに関わる医療者も様々な苦しみや迷いを抱えていることがあります。苦しみや迷いを共有し、ケアする側も笑顔で過ごせるようにサポートしていけたらと思います。


山平さん/看護師

 認知症看護認定看護師となり、病棟を離れ認知症担当看護師専従としての日々を送っています。治療を目的に入院される患者さんの中には認知症を抱え、新しい環境に適応することや、苦痛や不快など自分の状況をうまく伝えることが苦手な患者さんが多くいらっしゃいます。また、環境の変化から行動心理症状が悪化するケースもあります。私は、認知症の方の「できること」を活かし、自尊心が保てる関わりをこれからも大切にしていきたいと考えています。


石川さん/看護師

 私は出産後も職場復帰できるということもあり、安心して育児休業を取ることができました。現在、子育て中ですが、仕事のことはもちろん、子どものこと、私生活の悩みなど職場のスタッフが相談に乗ってくれます。働きながら子育てするということは、突発的な病気や学校の行事など休まなくてはならないときも多いのですが、お互いさまということで様々な業務調整をしてもらっています。

 職場が立地的に非常によく、保育園や学校が近くにあり、仕事終わりに買い物にも行きやすいなどとても助かります。通勤も9時スタートの7時間勤務なので、子どもを送り出してから出社ができ、仕事が終わってから子どもとの時間が持てます。最近は休みの日に子どもたちと遊ぶことが多いです。休日も年間120日あるので、家族との時間が十分に取れると思います。


井野さん/介護福祉士

 幼いころに病院にかかりがちだったのですが、その時に受けた看護がきっかけで看護師を目指すようになりました。看護学校を卒業後、病院勤務をし、離島医療に興味を持ちました。

 離島での経験が私の中で大きな体験で、初めて「看取り」というものの大切さを知りました。看取りの経験がほとんどなかったため、患者さんはもちろん家族との関わり方など難しさもありました。もう少し自分に力があったら、もっと穏やかな最後の時間を過ごしていただけたのかなと思うことがありました。そこで患者さんへのケアの仕方など様々なことを学びました。

 離島での看取りの経験をきっかけに「ホスピス」で働きたいと思うようになってきました。地元の秋田で「ホスピス」で働ける場所として外旭川病院がありました。ここでは患者さんと向き合う時間もゆっくり取れ、ご家族の方々とも良い関わり方ができるようになりました。

 私が目指すのは“やさしい看護師”です。「看護」「治療」の部分だけでなく人との関わり方、向き合い方、それは患者さんだけでなく日常の生活でもですが、より良い関係を築くことで目標に近づけるのではないかと思っています。


夏井さん/看護師

 子どもの頃、親戚が病気をしてしまって、入院したり通院したりすることがありました。病気で不安や心配を抱える気持ちを軽くしてくれたのは、そばにいてくれた看護師さんの心配りが大きかったんだと思います。その時のことが強く私の印象に残っており、看護師を目指すきっかけになりました。

 看護師の仕事は、看護技術や知識を学ぶことも重要ですが、それだけでは足りないことも多く、患者さんとの向き合い方や接し方などがとても重要な要素ではないかと思います。それは自分の力だけで身に着けることは難しく、職場の同僚や先輩そして患者さんから学ぶことが多いです。いつか出会ったあの看護師さんのように、患者さん、ご家族の不安や心配といった心の負担を軽くしてあげられるような看護師さんになりたいと思い、仕事に取り組んでいます。


千葉さん/看護師

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