当院について
院長あいさつ
ごあいさつ

当院は昭和63年10月に新屋割山地区にありました勝平中央病院から外旭川地区に移転し、外旭川病院と改名いたしました。移転時より勤務させていただいてから31年間、たくさんの患者さま・ご家族さまや職員、関係者の方々より様々なご助言やご指導をいただきながら勤務してまいりました。
平成21年には副院長職を拝命し、穂積恒理事長、三浦進一院長のご指示のもとで患者さま・ご家族さまや職員の安心、安全のために医療安全体制の確立と感染対策に取り組んでまいりました。また当院では良質な医療を維持すべく病院の各部門が積極的に質改善に取り組み、病院機能評価機構による4回目の更新審査を受け、平成30年11月より新たに5年間の認定を更新することができました。
昨今、医療の社会的状況は目まぐるしく変化し、少子高齢化に伴い求められるニーズも大きく変化しております。今後は地域包括ケアシステムに対する新たな取り組みも必要と考えられ、当院と関連した訪問看護・訪問リハビリテーションや各施設と密接な連携を行い、地域の皆さまの医療・福祉に貢献してまいりたいと存じます。
また個人の価値観も多様化し、人生の最終段階の迎え方の理想像は一人一人異なるものになっています。その中で当院のような慢性期医療と緩和ケアを担っている病院が大切にするべきことは、それぞれの患者さまの尊厳とお考えを尊重し、患者さま・ご家族さまに「良い人生を過ごした」と感じていただくことではないかと考えております。そのためにやらなければならないことは何かということを常に念頭におき職責を果たしてまいりたいと存じます。
微力ではございますが地域の医療に貢献できるよう努力してまいりますので、何卒ご指導ご教示を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
医療法人惇慧会 外旭川病院
院長 須藤まき子