理事長挨拶

穂積恒理事長
医療法人 惇慧会
理事長 穂積 恒

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

 昨年は6年に一度の診療報酬と介護報酬の同時改定があり、社会保障費の逼迫による大幅なマイナス改定になるのではないかと危惧していましたが、蓋を開けてみますと、外旭川病院では夜間看護加算の取得ができたこと、また外旭川サテライトクリニック(SOSAC)では在宅医療を行っている診療所に対する初診料の加算が認められたなど、結果的にプラス改定となりホッとした次第であります。

 

 その他に、5月からはSOSAC歯科の外旭川病院への訪問診療が始まったことや、新規の介護付有料老人ホームへの訪問診療の依頼が増えたことなども重なり、今期はグループ全体としては増収増益の傾向にあります。 また10月からホスピス病棟に新たに田所学先生が赴任され、ホスピス担当医が3人となり、より充実した緩和ケアを提供できる体制になったのは誠に嬉しいことです。8月にはカナダのトロントで第14回IFA国際会議が開催され、グループから赤羽博英氏、佐藤友紀氏、アユック・クリスチャン氏の3人が発表しました。国際会議で発表する若い人たちが増えてくるのはとても頼もしいと感じました。さらに10月6日には、第16回癒しの環境研究会全国大会「アートと癒し パート2」を外旭川病院が大会事務局を務め、無事に終了できましたのも大きな喜びでした。

 

 さて今年の予定ですが、まずは1月1日より外旭川病院の体制が大きく変わります。三浦進一院長が名誉院長に就任し、須藤まき子副院長が院長に、船木公行医局長が副院長にそれぞれ就任いたします。新たな気持ちで、より一層充実した医療を提供できるよう努めてまいる所存です。

 

 また、これまでSOSACの皮膚科外来診察は週3回のみでしたが、4月より常勤医が赴任します。これまで常勤医師不在のため、地域の皆さまにはご不便をお掛けしておりましたが、常勤医体制が整うことにより、受診しやすい診療体制に改善いたします。どうぞご利用ください。

 

 最後にフォーエバー現代美術館(FMOCA)に関してですが、祇園甲部歌舞練場の耐震工事に伴い、2019年2月28日をもって、閉館することになりました。約2年の間、国内に限らず海外の方など多くの方にご来館いただきまして、誠にありがとうございました。私たちも、FMOCAの運営を介して、日本古来の文化や芸術、歴史などに触れる貴重な経験をさせていただきました。機会がありましたら、また再開できたらと考えております。

 

 私事になりますが、私も65歳の前期高齢者を過ぎ、そろそろ後進に道を譲る時期になってきました。昨年6月には日本慢性期医療協会の常任理事を、12月にはIFA(International Federation on Ageing 国際高齢者団体連盟)の理事を退任いたしました。今後の私の主な仕事は、現在行っている事業を次世代の若い人たちに円滑にバトンタッチしていくことだと考えています。

 

 今年も昨年同様、皆さまのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。