第6回外旭川病院ホスピス市民公開講座、ボランティア養成講座が開催されました

平成31年4月6日(土)と4月13日(土)、にぎわい交流館AU、外旭川病院を会場に、外旭川病院主催による「第6回外旭川病院ホスピス市民公開講座」と「ホスピスボランティア養成講座」を開催しました。

4月6日(土)の市民公開講座には、100名以上のご参加をいただきました。

外旭川病院院長 須藤まき子の開会のあいさつにはじまり、前半の部では、「ホスピスってどんなところ?」と題して、ホスピス病棟の医師、看護師、ボランティアコーディネーターによる講演と寸劇を行いました。

開会のあいさつをする須藤院長

内容はホスピスの概要や、費用、入院までの流れ等について講演を行い、ホスピス外来の場面と入院初日の場面を寸劇で紹介しました。

スタッフによる寸劇

参加者からは、「外来から入院までの過程がわかりやすかった。」「現実の場面と同一の緊迫感があり、その迫力に感動した。」「ポイントが整理されていてわかりやすく入院への不安が解消された。」などのご意見をいただきました。

後半の部では、田所ホスピス医による「自分らしく生ききるために~ホスピスのつかい方」と題して講演を行いました。田所医師からは、ホスピスを理解し人間らしく生きることの大切さが伝えられ、参加者も熱心に聴いておられました。

講演する田所ホスピス医
会場の様子

参加者からは、「ホスピスのイメージが変わった。大変よい講演で感謝。ぜひ聞かせたい人がいる。」「自分らしく生ききるために、最後をどうするか、早めに家族と話すことが大切だとわかった。」「内容が分かりやすく良かった。田所医師の人間性が表れていた。」「ホスピスの事こともそうだが、がんの見通しが具体的で大変勉強になった。」「人間らしく生きられる視点の大切さが良く分かった。」「田所医師のお話は、これからの私の生き方に大きな力となった。」など、たくさんのご意見をいただきました。

4月13日(土)のボランティア養成講座には、市民公開講座に参加された方で、ホスピスボランティアとして活動を検討されている方4名が受講されました。

外旭川病院ホスピス長 嘉藤茂の開会のあいさつにはじまり、ボランティアの吉田さんからホスピスボランティアとしての活動紹介や体験談をお話しいただきました。

嘉藤ホスピス長

次に、講座として、嘉藤ホスピス長による「ホスピスボランティアに求められるもの」、ボランティアコーディネーターの寺永守男による「ホスピスボランティア活動の紹介」を行いました。

今年もたくさんのご参加いただき、ありがとうございました。

ボランティア養成講座の様子

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(2019.4.24更新)