療養病棟合同夏祭りが行われました

 第1回療養病棟合同夏祭りが7月21日(金)、2部構成で行われ、2病棟デイルームと新3病棟デイルームそれぞれで行われました。

 この祭りは当院看護部の「生活者としてのQOLを考えた在宅復帰拡大への取り組みグループ」が主体となって企画し、今回の夏祭りの実行につながりました。

 病室への入り口や廊下が提灯やうちわなどで飾り付けが施され、会場となったデイルームでは太鼓や笛の軽快なリズムが鳴り響く中、患者さんには輪投げや紙風船をかごに向けてシュートをして上半身を動かしてもらい、夏祭りを楽しんでいただきました。

 スタッフが被り物をしてみせると、自分もかぶりたい、写真を一緒に撮りたい、盆踊りに合わせて手振りをしたりする姿など、患者さんの楽しそうに過ごす様子があちこちで見られました。また、スタッフが輪になって秋田節の盆踊りを披露するなど、秋田会場は大きな拍手に包まれました。

 一緒に参加したご家族の方からは「このような行事に初めて参加しました。自分も病室との行き来なので、患者さんやスタッフの方も初めてお見かけする方もいて、顔が分かっていいですね」「(盆踊りでは)男性スタッフも上手に踊っていていいですね」と笑顔でお話くださいました。

 1カ月ほどの準備期間で祭りのプログラムと盆踊りの練習、飾り付けなどを行ったそうです。携わったスタッフからは「普段には見られない患者さんの表情、しぐさを見ることができてよかった。患者さんは病棟から出ることがほとんどないので、患者さんもよい刺激になったのではないかと思う。第1回ということで、時間配分など不慣れな場面が多々あったが、反省を活かして次回をもっといいものにしたい」と次回への意気込みを話していました。

 今回、参加してくださった患者さん、ご家族の方、ありがとうございました。次回もぜひご参加いただけますようよろしくお願いいたします。

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(2017.07.25更新)