6月21日、秋田大学作業療法学専攻の学生による「認知症の人の生活支援研究会」様にいらして頂き、入居者様とボッチャの対戦を楽しみました。
1チーム3名の4チーム対抗戦で、学生チームにもハンデをつけて頂き参戦してもらいました。1名が持ち球を2個、的へ目掛けて投げて頂き、チームでより得点数が多いほうが勝利となります。
皆様、想像していたよりも難しいとの感想で、感覚を掴むまでは手こずっている様子でした。絶妙な加減が難しく、投げる前は皆真剣な表情で取り組まれておりました。
日常生活で味わえない、この緊張感が良い刺激になるのではと感じたのと、加えて若い学生との交流も同様の効果があるのではと思いました。
終了後、感想を聞くと難しかったが、とても楽しかったとの意見が多数聞かれました。今後も、こういった機会を多く設け、地域交流を増やしていければと考えます。
秋田大学の皆様、ありがとうございました。






認知症の人の生活支援研究会について
私たちSSLDは現在秋田大学に在任されている浅野朝秋先生により、その必要性が提唱され、2022年に設立された団体です。正式名称を「認知症の人の生活支援研究会」といいSSLDという略称を用いて活動しています。(SSLDはStudy group for Supporting the Lives of person with Dementiaの略です。)主に月に2回認知症カフェの参加や大学の長期休暇期間に数回、学生企画を行っています。認知症カフェや学生企画を通して、地域高齢者との交流の大切さに改めて気づかされました。大学の近くに住んでいらっしゃる方とも交流をしたいと思い、介護付高齢者優良賃貸住宅ほのか様を紹介していただきました。身体や頭を動かすことで、刺激となり認知症の発症を予防したり、進行を遅らせたりすることができます。そのため、ボッチャやモノづくりを通して楽しみながら身体や頭を動かせる企画をしています。
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