1月14日(水)、箏と尺八のコンサートが行われました。
出演は、生田流筝曲の藤井芳子先生と都山流尺八大師範の藤田新山先生のお二人です。
はじめは、箏と尺八のコラボレーション。新春にふさわしい「春の海」「出船」などの演奏が始まり、みなさん一瞬にして、伝統の音色に引き込まれ、聞き入っていました。

次に、箏、尺八の独奏が披露されました。独奏では、いくつかの曲を続けて演奏され、そこには物語性があって、それぞれの音色や物語の世界観を楽しむことができました。

曲の合間には演奏者による解説があり、とてもわかりやすく、曲のイメージを膨らませながら聞くことができました。ちなみに、「出船」は能代の港をモデルにつくられたとのことです。

手拍子する方、節に合わせてうなずく方、両手で琴を演奏する仕草をされる方もいらっしゃいました。みなさん、それぞれに楽しんでいらっしゃるようでした。
コンサートの最後には、会場のみなさんと一緒に合唱が行われました。「故郷」「早春賦」を歌いました。
参加された方からは、「いつまでも聞いていたかった」「泣いてしまった」などの感想が寄せられました。
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