第23回地域講演会「睡眠薬の適正使用について」が行われました

10月15日(木)、外旭川病院地域講演会を開催しました。今回は、外旭川サテライトクリニックの精神科医・芝山院長による「睡眠薬の適正使用について」の講演でした。会場には、現在睡眠薬を服用している、または処方・服用経験がある方など21名の方が参加されました。

睡眠薬は、異なる名前の薬であっても、体内で循環される間に同じ物質に変化することがあるため、実は同じ作用をする物質を多く体内に取り入れてしまうという危険性があることや、依存性、転倒、健忘などの副作用を起こすものもあるため、服用には十分に注意が必要ですと話がありました。

また、最近眠れるからと飲むのを止めたり、入院や手術などで急に服用を中止したりなど、服用前より強い不眠になる、反跳性不眠の症状が現れる場合があるので、服用の中止や量の変更など、自己判断をせずに医師に相談することが必要ですと話しました。

参加者からは「安易に薬を飲んでいた」「不眠症と思っていたが、心配するほどではないかなと少し安心した」「悩まず医師に相談しようと思った」など感想をいただくことができました。ご参加いただきましてありがとうございました。

今回いただいたご意見は、今後の講演会運営、そして地域の皆様への情報発信に活かしてまいります。

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(2015.10.16更新)